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スタートアップ向け3D-CAMソフトウェア VisualCADCAM
Visual CAD/CAM 2018

Visual CAD/CAM 2018の新機能/強化項目について

VisualCAD/CAM2018は、これまでのバージョンアップ内容をはるかに凌ぎ、今までで最も大きな機能追加/強化が行われました。まずは、CAM用モデラ「VisualCAD」の操作性が大幅に向上し2軸加工から3軸加工において高品質なNCデータを生成するためのモデリング・プロセスが改善されました。そして最も大きな機能追加として、V2017までは有償にて提供していた①二次元要素の自動配列機能|ネスティングモジュール、と②画像の濃淡から図形や模様を表現する新デザイン機能|エンボス付加モジュールが標準装備されることになりました。さらにCAM機能においては、ソリッドだけでなくポリゴンモデルからのツールパス生成が強化され、スキャンデータなどからも穴や平面、ポケットなどの加工フィーチャを自動抽出することも可能となりました。さらに3軸~4軸加工においては演算処理時間の向上や詳細パラメータのさらなる追加、回避動作の最適化など数々の機能強化が実現しています。VisualCAD/CAMは、世界で最もコストパフォーマンスに優れた、簡単操作のプロフェッショナル3D-CAMソフトウェアに生まれ変わりました。

1)CAM用モデラ「VisualCAD」の操作性向上


2)ネスティングモジュール「VisualNEST」、エンボスモジュール「VisualART」の標準装備


3)VisualMill-CAM機能の大幅強化と改善(2軸~3軸、シミュレーション、ポストまで)

1)VisualCAD2018新機能と強化機能―共通項目

1.”Sift”ボタンによるオートチェイン・サーフェスエッジ選択が可能となりました。

2.3点指示による任意平面へのジオメトリコピー/移動が可能となりました。

3.選択可能なジオメトリ要素をハイライトさせる機能が追加されました。マウスをジオメトリ要素の上に移動すると、カーソルの下の要素がハイライトされます。

4.マルチセレクションのダイアログ動作が変更され、エスケープキーによるキャンセルと同じような、より自由な動きが可能になりました。

5.ゴースト表示モードが実装されました。 シースルー方式でモデルを表示することが可能となり、不明瞭なジオメトリの識別性が向上します。

6.ソリッドモデルからのダイレクトなサーフェス選択機能が実装されました。 以前のバージョンでは、ソリッドモデルを単一サーフェスに分解する必要がありました。

7.シェーディングモードのグリッド&領域ビューオプションが実装されました。

8.ソリッドジオメトリと共に曲線をシェードモードで表示するオプションが実装されました。

2)VisualCAM2018新機能と強化機能―共通項目

1.新たに3Dプリンタ/3Dスキャニングプロセスに有効なメッシュ処理モジュールが実装されました。 ポイントクラウド処理を含む3Dメッシュデータを作成するための、効率的で簡単な自動処理プロセスを提供します。クリーンアップされたデータは、3Dプリンタと同様に3Dマシニングにも使用できます。 このモジュールには以下の注目すべき機能が含まれます。

■不正なメッシュをステッチして閉じる。
■メッシュに対してブール演算を実行する。
■メッシュに対してデシメーション、スムージング&オフセット処理を実行する。

2.Millモジュール用のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)が実装されました。 APIを使用して、ユーザーが求める個別の自動化を実現することができます。 Microsoft .NETフレームワークやPython言語スクリプトに対応しています。

3.CAM環境設定をあるバージョンから次のバージョンに移す機能が実装されました。

3)VisualMill2018新機能と強化機能

モジュール構成の変更:ART&NESTの標準装備とXpressライセンスの拡張

1.VisualCAM-ARTとVisualCAM-NESTがXpress/Standard/Expert/Advanced/Professional全てのMillモジュール・ライセンスに標準装備となりました。V2018ユーザーは新バージョンがリリースされるとともに、特別な費用を必要とせずART/NESTの機能を使うことが可能となります。

2.Xpressライセンスにプロファイリング機能の”V-carving”と”Tab&Bridges”が含まれることになりました

操作性の向上

1.フィーチャベース・マシニングをさらに使いやすくするためのインタラクティブな選択機能が実装されました。 画面上で任意のフィーチャをクリックして選択することが可能となり、さらにフィーチャを選択した状態でマウスの右ボタンをクリックすることで、加工可能なCAMオペレーション候補がリスト表示されます。ポケット加工や穴あけ加工に有効な機能です。

2.VisualCAMモジュールにおけるチェーン選択機能が実装されました。 Shiftキーを押しながらカーブまたはサーフェスエッジをクリックしていくことで、連続するすべての曲線/エッジが選択されます。 これにより、曲線やサーフェスエッジを使用した加工がさらに簡単になります。

3.加工対象となるポリサーフェスモデルからの単一サーフェス選択機能が実装されました。今までのバージョンでは、単一サーフェスを選択する場合には必ず事前にポリサーフェスを分解しておく必要がありました。

CAMで変更が行われたときのモップの関連フラグが実装されました。 以前のリリースでは、加工作業が所有していたオブジェクトのみがフラグに影響を与えました。 2018年に、生成されたツールパスに影響を与える可能性があるオブジェクトは、機械加工操作のフラグを変更する可能性があります。 下記の例は、ストック寸法を変更することにより、粗削り操作のフラグを立てるものです。

5.モップ、モップセット、セットアップ(モップの抑制/非抑止状態、セットまたはセットアップのモップ)を抑止&抑止する。 モップ、モップセット、またはセットアップが抑制されている場合は、投稿、表示、またはシミュレートするべきではありません。

6.加工指示書をExcelフォーマットで出力することが可能となりました。

7.ツールパス表示において陰線処理をする/しないの指定をアイコンで簡単に行うことが可能となりました。

8.ブリッジポイントの編集作業においてユーザーが指定するまでモーダルをオンにすることが可能となりました。

フィーチャーベースド・マシニングの強化

1.取り込んだ形状全体から自動的に加工フィーチャを抽出するAFD機能|自動フィーチャディテクションが実装されました。

2.加工フィーチャーとナレッジベース機能を利用したAFM機能|自動フィーチャマシニングが実装されました。

3.フィレットフィーチャの自動抽出機能が実装されました。

4.二段ポケットフィーチャの自動抽出機能が実装されました。

5.フィーチャリスト情報の外部ファイルへの出力機能が実装されました。

2Axis-CAM機能の強化

1.タブ/ブリッジ加工において、下方向に工具が移動する時の切削速度を調整するオプションが実装されました。

2.2軸チャンファー(面取り)加工に深さと幅の指定が可能となりました。

3.その他

・高速加工対応ツールパスが強化されました。

・ブリッジ/タブの作成が強化されました。

・エングレービング加工における加工カーブの前処理が不要となりました。

・2軸エングレービング加工においてスレッドミルに対応しました。