株式会社スリー・ディー・エス VisualMill|試作・機械加工用3D-CAM

NEWS & COLUMN お知らせ&コラム

お知らせ コラム 製品情報 2026.04.06 更新

VisualMill/RhinoCAM V2026リリースのご案内

VisualMill/RhinoCAM V2026 の主な新機能・アップデート概要

1. マルチアクシスおよび加工機能の強化

  • 自動 3+2 ラフ荒取りセットアップ
    3+2 軸ラフ加工のセットアップを自動化し、手動での再配置を不要にすることで、多軸荒取りのワークフローが大幅に効率化されました。

 

  • 新しい 4 軸押し出し加工(Extrusion Machining)
    「Across(横)」「Along(沿い)」「Helical(らせん)」などのパターンに対応した 4 軸押し出し加工が追加され、複雑形状の加工柔軟性が向上しました。

 

  • 4 軸押し出し投影加工(Extrusion Projection Machining)の追加
    押し出し形状を投影して加工できる新オペレーションが実装され、対応可能な加工形状が拡張されています。

 

  • 2.5 軸 自動バリ取り/面取り
    ボール、V、面取り、テーパーエンドミルに対応した自動バリ取り・面取り機能が追加され、仕上げ工程の自動化が進みました。

 


2. シミュレーションと可視化の高速化

  • GPU アクセラレーション対応の Tri‑Dexel 切削シミュレーション
    GPU を活用した新しい Tri‑Dexel シミュレーションにより、2.5 軸~5 軸までの加工シミュレーションが高速化され、高密度ツールパスでも快適に確認できます。

 

  • 機械シミュレーションの修正と安定性向上
    既存の機械ツールシミュレーションに対する不具合修正が反映されています。

 


3. 治具・セットアップ管理の改善

  • 3D 治具のサポート強化
    各セットアップごとに専用の 3D 治具を割り当てられ、複数治具を扱う加工シナリオにも対応できるようになりました。

 


4. ポストプロセッサと自動化機能の拡張

  • ポストプロセッサの機能拡充
    ワークオフセット検出、機械角度のモーダル出力、デュアルヘッド加工や回転平面(G68.2)対応など、実機出力に関する柔軟性が向上しています。
  • プログラマブル・ポストの性能向上
    ポスト処理速度が最大で約 2 倍に改善され、全体的な処理効率が高まっています。

 


5. API・拡張性・安定性の向上

  • API 機能の大幅拡張
    セットアップや加工オペレーション、シミュレーションに対する API 操作が拡充され、自動化や外部ツール連携がより容易になりました。
  • パフォーマンスと安定性の改善
    メモリ使用量、内部コード最適化、各種ツールパスの不具合修正により、全体的な信頼性が向上しています。

 


まとめ

VisualCAD/CAM 2026 は、「高速なシミュレーション」「自動化の強化」「多軸加工機能の拡張」を中心に進化したメジャーアップデートです。特に、GPU 加速シミュレーションや自動 3+2 荒取り、4 軸押し出し加工などは、生産性と安全性の両面で大きなメリットをもたらします。多軸・複雑加工を行うユーザーにとって、2026 版は作業効率を大きく高める内容となっています。

 

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