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お知らせ ユーザー事例:RhinoCAMによる軽量化容器の製造

このプロジェクトは、アリゾナ大学建築学部のランドスケープ建築材料研究所のベン・マクドナルド氏によって立案されました。このプロジェクトでは、入ってくる日光を分散させるためのタイルシステムを設計・製造しています。この製造工程にはRhinoCAMによるツールパスが組み込まれており、パスに沿って入ってくる光を屈折させるのに役立っています。右側の図では、スリップキャストセラミック金型の設計サイクルの1つを確認することが出来ます。

タイルが組み立てられると、入ってくる日光は容器の底部にあるガラス開口部を通して屈折され、「光の壁」を作り出します。これは、設計過程においてにRhinoCAMが創造的に使用されている良い例です。

RhinoCAMで作成したツールパスを使用して、スリップキャストセラミックモールドを様々な材料で加工しました。

下の画像では、各容器に配置されたガラス開口部の製造における金型設計と工程を紹介しています。ここではCNC機械加工によりプロトタイプの型を作成し、それを元にゴム型を作成、最終的にグラファイト型を作成しガラスを流し込むまでの流れを確認できます。CNCを使用する事により、左下の画像の様に多くのプラスチック成形品の造形サイクルが可能になります。下図の中央及び中央右側の画像では、試作品の開口部にガラスを注いでいる作業が確認できます。ここで紹介されている容器の設計と製作には、約1年半かかりました。

RhinoCAMで作成したツールパスを使用して、スリップキャストセラミックマスターモールドを加工しました。

右下の画像は実際に光を当ててテストを行っているところで、左下の画像は最終的な容器を製造するために焼成されたスリップケース入りのセラミックです。プロトタイプ設計を開始する前であっても、プロトタイプのデータは全てRhinocerosでモデル化され、すべてのツールパスおよび切削材料シミュレーションはRhinoCAMで行われました。

一番右下の画像で実現されている配光はすべて、小さなガラスの開口部とスリップキャストのセラミック製容器によるものです。容器のミルド溝とアパーチャを作るための金型はRhinoCAMツールパスを使って機械加工されました。この容器は太陽が方向を変えたときに、虹の中に光を分配する壁を作る様に形成されました。